中学生２人「楽しくて殴った」と供述 千波湖の鳥死亡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080504-00000010-san-l08
茨城県水戸市の男子中学生二人が、“楽しい”からと、白鳥・黒鳥を撲殺してしまったというニュースです。
「楽しいのでやった。現場近くにあった棒を拾って鳥を殴った」というコメントは、この産経の記事にしか表示されていなかったのですが、“殴って楽しい”というのは、どういう精神状態なのでしょう。
白鳥や黒鳥が、「動物」だから痛みが分からないのでしょうか？「ゲーム感覚」と片付けて、バーチャルとリアルの境目が分からなくなっただけでしょうか？
でも私は、こんなことをしでかした子供たちは、“自分が痛い思い”をしていないから、平気で動物を殴ってしまったのではないか、と思いました。
この報道に接して、ゲームが悪い・教育が悪い、と“戦犯”探しをすることは容易いです。しかし一番問題解決に必要なのは、子供への過保護を止める事ではないでしょうか。
自らの体で痛みを感じれば、その思いを他の人や動物にさせることが如何に辛いことか、身をもって知ることが出来るでしょう。
同じ年頃の息子を持つ親として、「他山の石」としなくてはならないニュースでした。
