幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

制限するより、伸ばせ。

今日、NHKのニュースの中で、世論調査の結果、鳩山政権の支持率が52%に下がった・・・云々を報じていました。
http://www.nhk.or.jp/news/k10014931661000.html

でも、昨年夏の衆議院議員選挙で民主党に投じた人は、今の日本に「変わって」欲しかったのだということは、この調査結果でも変わらないように思います。

支持の理由が「他より良い」が多く、不支持の理由が「実行力が無い」・・・支持の理由で考えれば、首相が“お小遣い”で攻撃され、幹事長が“土地問題”で追求を受けても、尚「今までよりマシ」と捉えているのではないかと思えますし、「実行力がない」から不支持の人も、裏を返せば「何でもっと変えてくれないんだよ!」という不満の現れのように思うのです。

これだけ多くの人が、“変わる”ことを望むようになったんだ・・・私はこのNHKの世論調査の結果を見て、そう感じてしまいました。

そんなところで、私が仕事柄読んでいるITProのメルマガで紹介されていた記事に、目が留まりました。

この国は、きっと変わるはずだ ~ ITPro 記事のつぶやき
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20100106/342886/

この記事では、NHK大河ドラマ龍馬伝」第1回の印象的なシーンを取り上げています。
目指す理想の姿へたどり着く方法は、分からない。でも、それを本心から願う気持ちがないと、何も変わらない・・・

その後で、ソフトバンク孫社長の年頭の辞と、インフォテリア・平野社長のブログの年初の挨拶を上げ、その中に、日本が変わることの出来るヒントを見出そうとしています。

ソフトバンク孫社長を批判する方もいらっしゃいますが、日本にこれだけブロードバンドが普及するきっかけを作ったのは、紛れもなく孫社長の功績です。Yahoo! BBが8メガの常時接続サービスを定額で行うことを発表し、それを多くの批判を浴びながらも貫いて来たからこそ、私たちがこうやってネット社会の恩恵に預かっているとも言えます。孫さんの戦いは、常に既得権と規制の中にありました。その中には、自由な競争こそが知恵と知識を最大限に活用できるという信念があるのでしょう。


私は、この平野社長の意見に、「そうだよなあ」と、感じ入ってしまいました。

インフォテリア社長 平野 洋一郎氏 オフィシャルブログ 「笑門来福 Official」

「べき」を減らせ。「たい」を増やせ。
http://www.infoteria.com/jp/blog/pina/doc/d100107-1200.html

自分の中で、「べき」と「たい」のバランスなど考えたことは無かったのですが、振り返ってみると弱気になると「べき」が幅を利かせ、もっとチャレンジするぞと気力に満ちているときは、「たい」ばかりが頭の中を占領してしまう、単純な男です。

それでも、やはり自分の生きる力を生んでくれるのは「たい」ではないかと思うのです。「べき」は、ある意味責任回避のようにも私は受け取れるのです。「こうあるべき、だからお前はこうしろ」と。

そんなものに縛られて、自分の可能性をスポイルすることは、ものすごくつまらないことではないですか?

今年は、よりいっそう、より多くの「たい」を、自分の中で生み出していこうと、思います。


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