幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

エリートと雑草。

いやあ、連夜の讀賣ノックアウトで、溜飲を下げたMarinesファンの方も多かったと思いますが、この2日のゲームでお立ち台に上がった岡田選手と、讀賣の長野選手にこんな関係があったとは、知りませんでした。

“エリート”長野と“雑草”岡田の意外な因縁とは ~ ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/sports/baseball/news/20100603/bbl1006031632005-n2.htm


長野選手と岡田選手は同い年、しかも日大の同期だったのですね。岡田選手は左肘の故障(何だかとっても親近感が沸いてしまいます。私も左肘の故障で野球を諦めましたので)で大学をドロップアウト、その後は故郷の栃木で契約社員として働きながらクラブチームで野球を続けていたそうです。

Marinesの育成選手となったときも、11歳年上の姉さん女房を説得して単身赴任、約束の2年目でやっと1軍で掴んだチャンスだったのです。ファンとしては選手の故障続きで気を揉んでしまいますが、岡田選手とすれば転がり込んだチャンスをしっかりものにするしかないでしょう。1軍登録後すぐに先発で結果を出して、嬉しさもひとしおでしょうが、まだまだ勝負は始まったばかりです。是非このチャンスをもっと手繰り寄せて欲しいと思います。その実力で。

対する長野選手はエリート中のエリート、岡田選手を「拾った」Marinesの1位氏名を拒否し讀賣入りした選手というのも、皮肉なものです。その長野選手はこの交流戦の対Marinesはノーヒット。プロ入り初ヒットが長野選手の前に飛んだのも、何かの因縁でしょうか?

そうそう、一部では長野選手へのブーイングで色々と意見が分かれるようですが、私は、今年はブーイングされて当然だと思うのです。ブーイングしたくない人はしなければ良いし、したい人はすれば良い。でも、している人に対して「するな」を強制は、私は違うと思います。人それぞれ、色んな見方が有って良いじゃないですか?でもね、岡田選手の活躍もそうですけど、何より荻野選手がMarinesに来てくれたのは、長野選手が拒否してくれたおかげですよ。私は長野選手に感謝したいです。「拒否してくれて、ありがとう」って。私は長野選手より荻野選手や岡田選手のほうが、余程好きですし、応援しがいがありますから。

ともわれ、岡田選手には、是非これからも実力でレギュラーを勝ち取って行って欲しいです。

しかし、Marinesは故障が多いですね。でも、殆どがスライディングがらみです。ピッチャーの故障は打球が飛んで来る不運もあるのですが、野手のスライディングの怪我は、はっきり言って防げます。なかなか全てが良いほうに変わるのが難しいでしょうが、これからは是非走塁も怪我の無いようにキチッと練習を重ねて欲しいと思います。


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