ヴィーナスと恋泥棒。
月曜日の朝、慌しくはありましたけどいつものように動かない左腕に四苦八苦しながらお弁当と朝御飯の準備に片付けも終えて、「さあ、行こうか・・・」と思ったところで、本日はこちらの曲が頭の中で演奏始まっちゃいました。
youtu.be
この曲は、ドラマ「ぽっかぽか」の主題歌として使われていましたので、そっちのイメージが強い方(むしろそれしか知らない)も多くいらっしゃることと思います。(上のYouTubeもまるっきりそっちの内容ですし・・・)
ドラマ「ぽっかぽか」 ~ Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%BD%E3%81%A3%E3%81%8B%E3%81%BD%E3%81%8B
楠瀬誠志郎さんは現在、「Breavo-para」という発声法のトレーニングスタジオを運営されていますが、以前のような音楽活動はやっていないようです。
Breavo-para.com (音が出ますので注意!)
http://www.breavo-para.com/index.html
この、今朝私の頭でコンサートを開いた「しあわせまだかい」は、11番目のアルバム、“ヴィーナスと恋泥棒”に(1994年10月発売)収録されています。
CDのジャケットが一部ボロボロになっているのは、CDラジカセの上にケースを乗っけて聴いていましたところ、当時ハイハイ始めたばかりの息子に食べられてしまったからです(笑)よだれべっとりでこんなんなっちゃいました(笑)
ええ、息子は大丈夫ですよ、16歳になる今も、特に身体の不調は訴えていませんし(笑)
ちなみに私はドラマのほうは一回も観たことありません。未だにファンサイトもあるくらいですから、根強い人気のドラマですね。ドラマのファンの方によると、この曲はイメージぴったりのようで・・・。
楠瀬さんはソングライターとしてもシンガーとしても、とても素晴らしい才能を持った方だと思うのですが、いかんせん「一般受け」はしなかったようで、CDのセールスもドラマのタイアップ曲となった「しあわせまだかい」を始めとする「ほっとけないよ」や「星が見えた夜など」シングル数枚は数十万枚程度のセールスを記録しましたが、アルバムのほうはいまひとつでした。
どっちかと言うと斉藤和義さんみたいに「ミュージシャンズ・ミュージシャン」でミュージシャンの方に愛聴家が多かったですね。
でも、私は良いものは良いって思うんですけれど・・・。
この「しあわせまだかい」なんて、今のミュージシャンでこういうハートウォームな曲書ける人居るでしょうか?誰の真似でもなく、オリジナリティに溢れてそれで居てヴォーカルの表現力も素晴らしい・・・そんなミュージシャンの曲に、最近ではお目にかかったことがありません。
楠瀬さんの曲は、私はどっちかというと気持ちが萎えちゃったときに聴きたくなってしまいます。やっぱりその声の美しさと優しさが、そうさせるのでしょうか?
私の「しあわせ まだかい?」(そういうオチか~)