幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

募金。

未曾有の災害である・・・と本当に呼ぶことが出来る、東北地方・太平洋沖地震。あまりに大きな被害状況で、支援の輪が拡がることは、それはそれで喜ばしいのですが、このところ目に付きだした、「街頭募金」、ちょっと考えてしまいますね。

募金活動そのものは、どうこう言うべきものではないでしょうが、どう考えても働き盛りの男性・女性が、平日の日中に募金に立つのを見ると「おいおい、仕事はどうしたんだ?」って考えてしまうのです。一日募金で街頭に立つくらいなら、一日分の自分の日当を、全部募金したほうが効率が良いんじゃないかと、思うんです。

その上、街頭募金の受け先である日本赤十字社でも、集まってくる膨大な金額の義援金の配分に、苦慮しております。

インタビュー:義援金の公平な配分は大きなチャレンジ=日本赤十字社 ~ ロイター

http://jp.reuters.com/article/jpnewEnv/idJPJAPAN-20515320110408

で、あるならば、皆さんも「何か被災地の方に支援を」とお考えになるのであれば、街頭募金に協力するのではなく、直接行動しませんか?

ふんばろう東日本支援プロジェクト
http://fumbaro.org/

このプロジェクトは、被災地に必要な支援を必要なだけ効果的に届ける、しかも税金を使わずボランティアで経費を使わずに・・・というものです。

プロジェクトについて

http://fumbaro.org/about/about.html

インターネットの新しい活用方法として、現地で必要な支援の状況を把握しネット上にアップし、それに対して支援者がネットを基盤とする既存の支援インフラを使って、必要な支援物資をダイレクトに届ける・・・というものです。

ソフトバンクの孫さんや楽天の三木谷さんのように、個人で巨額の支援が可能な人は、日本赤十字経由でも何の問題もないと考えます。(むしろあれだけ巨額であると、そうせざるを得ないと考えます)しかし、私のように実際には日々の生活で手一杯の人間が、「何かお手伝いを」と考えたときに、街頭募金などの日本赤十字経由での協力では、出した資金の全てが被災地へ迅速に効果的に届くとは、思えないのです。

Amazon ほしい物リストから直接被災地へ支援 ~ ふんばろう東日本支援プロジェクト
https://sites.google.com/site/fjm201104/home/amazon

上記のサイトでは、避難所ごとに必要な支援物資が表示され、支援者はAmazonでそれを購入するだけで、被災地にダイレクトに支援物資を届けることが出来るのです。
(このエントリーアップ時点では、すべての避難所で希望品は無いようです)

Amazon以外でも、こちらのページで「必要物資」の一覧を見ることが出来ます。

直接支援を行ってほしい避難所一覧

http://fumbaro.org/campinfo.html

発送は出来るだけヤマト運輸で、お願いします。ヤマトさん、さすがですね。こういうときにとても柔軟な対応が出来るところが、素晴らしいです。

また、こちらのサイト(内閣官房ボランティア連携室)でも、ボランティア・支援に関する情報が集められています。

助けあいジャパン

http://tasukeaijapan.jp/

政府は本当に情けない対応ばかりで、テレビなどが報道する被災地の情報はお涙頂戴ばかりで何の参考にもなりません。それでも今は16年前の阪神淡路大震災の時とは異なり、インターネットを介したコミュニケーションが可能です。これらを活用して、もっともっと迅速に効率的に、支援の輪が拡がって行くことを、希望します。

微力ながら私も支援物資、送らせていただきます。
VPS

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