NHK朝の連ドラ「まれ」。私の出身地石川県が舞台で、実家のある能登にスポットライトを当ててくれると期待していたのですが、とても残念な気持ちでエンディングを迎えようとしています。
ドラマの主人公、まれは世界一のパティシエを目指して努力する、その中で能登の生活・自然の美しさを描いていき、その中で能登半島地震(2007年)前後の復興にも触れるから、舞台が輪島に決まったはずです(ドラマの中では架空の町が設定されていますが、ロケそのものは輪島です)。
単にパティシエのドラマなら、辻口シェフの生まれ故郷、七尾で良かったはず。
わざわざ舞台を輪島に設定して、リアリティを出すために能登半島地震の復興に励む地元を描くために、ドラマ開始当初は、しっかりと年月の表示がされていました。
もちろん、能登半島地震を当初は描く予定だったのでしょう。
それがいつの日か単なる恋愛メロドラマにストーリーが変化し、年月などどこかへ飛んでしまいました。
視聴率を気にしてドラマの本筋を放棄するのは本末転倒ですが、NHKらしいと言えばらしいです。国民の為の放送でなく、国家権力の為の放送局ですからね。
もう早く、終わって欲しいと言うのが本心です。やれやれ。
参考リンク: