幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

間合い。

M 1 - 1 H(延長12回引き分け)◇千葉マリン◇観衆26,294人

H:ガトームソン-藤岡-篠原-佐藤-馬原
M:小林宏-川崎-薮田-小林雅
本塁打】小久保12号(ソ)

昨日予想したとおりの、悪いほうの展開になってしまいました。

初回、西岡のツーベースから福浦の犠飛で先制までは良かったですが、その後は完璧にガトームソンの罠に嵌っていました。

ガトームソン、球速も130キロ前半、変化球も大して球速に緩急がある訳ではないですし、見ていても打てないのが不思議なくらいなのですが、マリーンズ的にはこういった“いつでも打てそう”なピッチャーを結局打ちあぐねてしまうことが多いのですよね。

甘いところにくる→球速も早くない→自分の思ったタイミングでなくても手が出る→凡打の繰り返し・・・が、これです。

http://www.nikkansports.com/baseball/professional/score/2007/pl2007051205.html(ニッカンスコア速報)

三振はたったの四つ、球数も9回投げて99球と、省エネピッチングなのは、ひとえに早打ちだったことに尽きるでしょうね。

ガトームソンみたいなタイプは、もっとボールを見極めなきゃダメなんですけど。甘くても自分の待っているコースと球種、タイミングまで我慢の出来る間合いを持たないと、また同じようにやられますよ。

宏之は可もなく不可もない出来でした。丁寧に投げていたのと、今日は球威があったので、三振が多かったです。ただ、右バッターの外のボールが中々ストライクにとってもらえず、小久保に投じた4球目も直前のボールが「ボール」のコールをされたこともあったのでしょう。スルスルっと真ん中に入ってしまいました。まあ、これは見逃さなかった小久保が立派でしょう。

ただ、その後のリレーが磐石だったので、負けずに済みました。特にマサ、引き分けで終わるのがもったいないくらいの出来です。6人ぴしゃりですよ!しかもホークスのクリンアップも含めて。

明日はナオと田之上の顔合わせです。ナオに一番必要なのは、打線の援護です。あとは本人が何とかすると信じましょう。