幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

当たり前。

今年の猛暑の影響もあるのか、電車の中を見回してもサンダル履きの人が増えてますね。
最近は一風変わった(こう表現する時点でおっさんなのですが)サンダルが流行っているようで、「妙な靴履いてる子が多いなあ」なんて見ていたんですね。

でも、それが元で事故が多発しているそうです。

人気サンダル、エスカレーター事故多発 全国で40件
http://www.asahi.com/life/update/0906/TKY200709060418.html?ref=goo

この事故多発は、果たして製造者に責任はあるのでしょうか・・・?

そもそも、エスカレーターは「黄色い線の内側」に乗ってくれと、アナウンスが流れたり注意のステッカーが貼ってあったりするじゃないですか。

それを、この事故を起こした例を見ていると、どうも例外無く黄色い線を越えて、動くエスカレーターの縁の部分に、サンダルを押し付けて乗っていたようです。そんな乗り方をすれば、このサンダルの素材が柔軟性の高いものですから、中に巻き込まれるのは当たり前です。ゴム底の靴だって危ないんですよ。

こういう記事の取り上げ方と言うのは、なんだか何でも他人のせいにする風潮の良い例ですね。
そもそもサンダル履きではエスカレーターは乗っては危険なんですよ。その上に注意を無視してエスカレーターの縁にサンダルを押し付けて乗るなんて・・・。

少し前には回転ドアが槍玉に上がっていました。あの時問題になった六本木ヒルズ回転ドアだって、何をするか分からない子供を野放しにしたことのほうに問題があるのであって、本当に責任があるのは回転ドアのセンサーでもなく回転ドアの製造メーカーでもなく、ましてや設置ビルの管理者でもありません。回転ドアのケースであれば、傍に居る親(当然「~しては危険です」等の表示があった訳ですから)に事故を防ぐ責任があるのです。

こういっちゃあ何ですが、流行のサンダルもそういう使い方をされれば“巻き込んでしまうのも当たり前”、あくまで“自己責任”の世界だと思うのですけれど。

どうにも、甘えが過ぎる人が多いようで、嘆かわしいですね。