先日の事故で一週間早くなったセニック号の車検ですが、本日無事終わりました。
一応、今日は見積通りの請求となりましたが、エンジンマウントは一部ヒビが入っているとのことで、これは来年の板金の時にお願いすることにしました。エンジンマウントも、ボンネット同様パーツの在庫がなかったそうです。
去年の12ヶ月点検時と違って、1枚で請求書が収まりませんので、抜粋してみました。
このほかにもちろん自賠責や重量税などが加算されますので、本日のお支払は〆て
¥353,684(字まで赤くしちゃうぞ)となりました!!
お財布が軽くなるどころの騒ぎじゃないですね(泣)細かいところですがタイヤと一緒に換えたエンジンオイルが全部無駄になっちゃいましたし。
エンジンからも、ミッションからもオイル漏れがあって、リアのブレーキも弱っていて・・・ここまで交換すると、今までと運転した感じがまったく変わりました。開き直って言うならば、新車に近づいたかも知れません(んな訳ないか)。
ルノーのオートマチックの欠点だと思っていたシフトショックも、驚くほど少なくなりました。代車で借りていたラティオのレベルではないですけれど、これなら同乗者にも不快感を与えないでしょう。アクセルに微妙にエンジン回転が追従してくれる感触がもっとダイレクトになって、運転していてとてもしっくり来ます。
エンジンも、前にオイル交換した時よりもストレスなくスムーズに回っています。ただ、マウントのひび割れの影響でしょうか、アクセルを急に戻した時にちょっとエンジンがバタつく感じは残っています。これは以前から感じていたので、マウントを交換したらまたイメージが変わるんでしょうね。
何よりも、一番嬉しかった感触は、私のお尻が憶えていました。ルノーの何よりの美点は、やっぱりシートです。セニックのシートなら、木曜日にインフルエンザの痛みに耐えて運転していても、その辛さは半分以下だったと思います。そのくらい、座った人間を、その姿勢のままやさしくホールドしてくれるシートです。自分にとって慣れたクルマというのもあるのでしょうが、アクセルやブレーキで意のままに運転できる感触は、これは“道具”に徹するフランス車ならでは美点だと、私は思うのです。
若い頃のようにクルマ道楽も出来なくなりましたが、こういう感触を味わう楽しみだけは、とっておきたいですね。