最近ではめっきりその名前を耳にすることも無くなったNOBODYですが、80年代の日本のミュージックシーンをリードしたソングメーカーとしては、素晴らしい才能のあったデュオだと、私は思います。
それでも、作品の素晴らしさと比較すると、吉川晃司、アンルイスなど多くのシンガーに曲を提供するコンポーザーではありましたが、その名前を知っている人は、あまり居なかったのではないでしょうか?実は彼らは曲を提供するだけではなく、自らもシンガーとして作品を発表しています。
「NOBODY HOME PAGE」 http://www.nobody.co.jp/index.html
私も、NOBODYの音源で手元に残っているのは、シングル「ディア・マイ・ハート」、「モノクロームの夏(12inch mini album)」「FROM A WINDOW」の3枚だけです。
今回は、ミニアルバムの「モノクロームの夏」と、シングル「ディア・マイ・ハート」を1枚のCDにまとめてデジタル化しました。「モノクロームの夏」には吉川晃司のヒット曲として有名な“MONICA”の英語版が収められています。
私は、彼らに惹かれたのは、この曲がきっかけです。サンキストのCMソングとしてテレビで流れていたのが耳に残ってどうしても離れなくなり、シングルを探し出して購入しました。今聴いても、良いですね。やさしくて美しいメロディと、情景を聴き手に浮かび上がらせる語り過ぎない歌詞が、私はとても好きです。
“ディア・マイ・ハート”
Amazonで検索しても、CD化されていて未だ手に入るものは、BEST ALBUMぐらいのようです。幸いにもこのBEST ALBUMには、この“ディア・マイ・ハート”が収められているので、買っちゃおうかな。。。
ちなみに、上記NOBODYのHOME PAGEのDISCOGRAPHYからは、彼らの今までの作品が全曲、ワンコーラスだけではなく、かなりの長さで試聴出来ます。
明日の通勤車内には、この録音したCDを、持って行くことになりそうです。
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2006/09/06
- メディア: CD