今年の干支、ウサギは鳴かない上に大人しく、またペットショップなどで売られている値段も値ごろなことから人気がありますが、環境を整えるのに手間がかかるため途中で投げ出す方もかなりの数でいるようです。
ペットとして飼ったは良いけど、途中で嫌になるか大変だからと言って捨ててしまうのは、あまりに命を軽く考えていませんか?
浜松市の伊藤さんは、捨てられるウサギなど動物をほうっておけず、私財を投げ打ってこのようなウサギたちの“里親”探しに取り組んでおられます。
捨てウサギ放置できず…飼い主をネット募集 ~ ヨミウリ・オンライン
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110113-OYT1T00956.htm
箱うさぎ(伊藤さんのネットショップ)
http://www.imix.or.jp/tomomi/
箱うさのあたふた日記(伊藤さんのブログ)
http://hakousagi.hamazo.tv/
ブログを読んでいくと、伊藤さんの活動の大変さが分かります。小さな命を少しでも多く助けたい・・・それだけで続けている姿は、それも闘病生活を続けながらですから綺麗ごとで好きだとか可愛いだからで続けられるものじゃあ、無いと思いました。半ば追い立てられるように続けていらっしゃるのではないかって。
しかし、安易に飼い始める人も悪いですが、新聞などを見て連絡してくる人の中にも心無い方がいて、読んでいて「なんで・・・」と思いませんか?自分が、この同じ立場だったら、どうやって欲しいか、どうしてもらえると助かるかって考える人が、そんなに日本は減ってしまったのでしょうか?
善意も押し売りすれば悪意と大差なくなってしまいます。少しの善意を、本当の善意のまま伝えることが出来るように、私も自分の行動や言葉を今以上に大切にしなければならないなって、考えさせられました。
それにしても伊藤さん、病気でもあるのにほぼ休みなし・・・生き物相手ですから、待ってはくれないのは分かりますが、くれぐれもお身体に気をつけて欲しいと、思います。