難病と闘う「日本一ヘタな歌手」が自叙伝 「紅白出てから死にたい」 ～ MSN産経Web
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/music/091006/msc0910060753000-n1.htm
濱田朝美さんです。
「日本一ヘタな歌手」濱田朝美ブログ☆
http://ameblo.jp/sakura-smile-for-you/
濱田さんは宮崎県佐土原町のご出身、出産時の事故で脳水腫を患い、下肢の機能障害となったばかりでなく、現在では進行性の機能障害で話すことも指を動かすこともままならない身体になりながら、７年前に癌でなくなられたお母さんとの“夢”を追うために、路上ライブを続けています。
「日本一下手」は、大阪のライブで声を掛けてくれた人からとった・・・そうですが、濱田さんの歌は「音楽を聴く」というレベルで考えると、批判を恐れずに言えば“下手”というレベルではありません。それでも、身体に抱える障害のことを考えると、それでもここまで声が出せることは、「障害が無かったら、どれだけ歌えるのだろう」・・・そんなことを考えてしまいました。
番組で紹介されていた内科医が「こういった障害を抱える方が歌えること自体、信じられない」とおっしゃっておられたので、濱田さんの障害の状況は、推して知るべしでしょう。ましてご自身で生きて行くだけで大変な障害を抱え、２４時間交代制で介護サービスを受けている状況で、自分の足で電車に乗って会場へ出かけて何時間も歌う・・・それだけの力が、いったいこの身体のどこから出てくるのだろうか・・・やっぱり、親子の絆は強い・・・それをすごく感じてしまいました。
濱田さんは自叙伝となる本と、お母さんとの約束を曲にしたシングルCDを出しています。
それを知って私はちょっと不安になってしまいました。濱田さんの“話題性”だけで出版社やレコード会社が発売をOKしたのではないだろうか・・・と。
最初は「お手軽に“商材”にされたのではないか」、と、否定的な思いをもったからなのですが、でも、少し考えてから「そうでもないな」と思い直しました。
「どんな形でも、“紅白出場”という夢をかなえて欲しい。それがかなうのであれば、そういう取り上げられかたでも良いじゃないか」・・・と。
濱田さんのブログを拝見していますと、体調を崩され“ホームグラウンド”の新橋ではなく、地元の多摩センターでライブをすることも多くなっているようです。
２００９年の紅白は駄目でしたけど、今年はきっと・・・。お母さんの思いと共に、夢を叶えて欲しい・・・
命の燃えているうちに、必ず叶えてくれると、信じています。
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