幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

宣誓。

東北地方太平洋沖地震の被害の甚大さもさることながら、現在の政府の対応の遅さ・まずさは一体なんなのでしょう。
被害地域が広大で、交通網がズタズタにされたこともありますが、それにしても政府は阪神・淡路大震災の時の失態をまるで生かしていません。むしろ政府の対応としては悪化してさえ居ます。

阪神のときもそうでしたが、自衛隊を認めない方々が政権にあるとき、何の偶然か天災が起きてしまいます。石原都知事が「天罰」というのも、あながち間違って居ないのかも知れないと思うほどです。

軍事無視のツケ ~ 軍事評論家=佐藤守のブログ日記
http://d.hatena.ne.jp/satoumamoru/20110327

どうも菅首相も仙谷氏も海江田氏も同類ですが、相手を威迫したり恫喝することしか頭にないのでしょうか?自分で動こうとせず、責任を擦り付けてばかり。福島第一原発東電だけの責任でここまでの事態悪化を招いたのでしょうか?緊急対応が優先されるときに、自分の政権浮揚のパフォーマンスを優先して視察を強行した首相が最も責められるべきではないですか?
http://d.hatena.ne.jp/satoumamoru/20110313/1299985505

あれほど自衛隊を否定し嫌っているくせに、平時は「シビリアンコントロール」云々ぬかすくせに、原発の恐怖の前では怖気づき、放水命令を首相も防衛庁長官も出せず、現場の幕僚長へ判断を丸投げしてしまうなど、言行不一致もいいところですね。

おまけに被災地への救援物資が遅れていることも、「ボランティア担当大臣」が現地へ到着するまでストップをかけているという噂まであります。その噂が事実なら、これから救援物資が到着する“大本営発表”があるでしょうから、もうちょっと待つと真実が分かるでしょう。この「ボランティア担当大臣」は、今回の任命にあたって「大臣室と秘書が付かなきゃ仕事できひん」と駄々をこねたそうですね。まったく呆れたお花畑感覚です。

こんなグダグダな政府とは違って、自衛隊・警察・消防の方々の献身的な働き振りには、本当に心を打たれます。マスコミではまったく報じられませんが、現地の道路が通行出来るようになっているのは、殆どが自衛隊の手によるものです。

自衛官は、任官時に服務宣誓が義務付けられていることを、ご存知でしょうか?(自衛隊法施行規則 第三十九条)
こういう気持ちを持って職務に当たるって、素晴らしいことです。

宣誓文
私は、我が国の平和と独立を守る自衛隊の使命を自覚し、日本国憲法及び法令を遵守し、一致団結、厳正な規律を保持し、常に徳操を養い、人格を尊重し、心身を鍛え、技能を磨き、政治的活動に関与せず、強い責任感をもつて専心職務の遂行に当たり、事に臨んでは危険を顧みず、身をもつて責務の完遂に務め、もつて国民の負託にこたえることを誓います。


日本は政府は三流以下ですが、国民は世界一です。自衛隊・警察・消防が「政治死亡」状態でも粛々と業務を遂行し、被災地の方々の救援・生活支援活動を進めているのですから。

もう、日本に政治家は必要ありませんね。
VPS

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