幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

節操無い!

http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20050916ddm005010172000c.html

自民党造反議員の方々、いったい何考えてるんですかね?
主張があって、郵政民営化に反対したんじゃないんでしょうか。所詮は寄らば大樹、長いものに巻かれろで、与党の「うまみ」を忘れられないんでしょうね。

今の小泉党(あえて「自民党」とは言いません。勝ち馬に乗りたがっている醜い方々にしか見えませんので)の面々も、改革を前面に打ち出したフリしていますけど、所詮は同じ穴のムジナでしょう。特に一度日本新党を中心とした勢力に政権を渡して野党になった経験を持つ面々は、余計に「与党」に執着するでしょうね。公明党自民党にくっついて離れないみたいに。

造反議員の方々、特に次期首相候補とまで言われた野田さんには、少しは骨があるのかと思っていましたが、とんだ見当違いでした。百歩譲って小泉首班指名までは分かるけど、郵政民営化に「賛成」なんですか?

それと、気になったのはこれです↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050916-00000134-kyodo-bus_all
自民支持ブログでの意見で、気になったのが「何で勝ち組に投票しないの?」という内容のものが多く見受けられたことです。
何だか世間一般すべてのことが「勝ち組」「負け組」に括られていて、嫌ですね。
産業構造、市場経済の中では「勝ち負け」が出て当然ですけれど、それを人の主義主張や政治の中にまで持ち出す感覚はどうも私には理解出来ません。
まあ、これも節操のないマスコミの方々の偏向報道のなせる業なのかも知れませんが。

単なる数合わせ、多数決なのに勝ち負けを持ち出すなんて、日本人全体の価値観がおかしくなって居るように感じます。政治の世界で良し悪しを判断するのに、全部が付和雷同するようでは道を誤ります。本当の意味での民主主義って、民衆の意見の多数決で物事を決めていくことではないでしょう?この社会、強者も居れば弱者もいる、それぞれの立場での希望を政治の場に出して、適正に判断し配分してゆくことが本当の意味での民主主義だと思うのです。(まあ、それって社会主義的発想に近いのかも知れませんが)口幅ったい表現になりますが、「思いやりのある社会」になっていくことが、私の理想とするところです。