幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

呆れてものも言えない。

いつもながら、J-Castニュースの記事には、びっくりさせられますね。

鳥取の小学校は「学級委員長」なし 「なれない子供が傷つくから」? J-Castニュース
http://www.j-cast.com/2009/02/12035819.html

“人権団体”っていうのは、圧力組織なのでしょうか?まさか、かの国の“陰謀”で学校から徹底的に競争をなくして、日本人を無力化するための秘密結社という冗談ではないでしょうね?

委員長になれなかった子が差別されるなんて、どこをどうして考えたらそういう発想になるのか、この人権団体の「構成員」の方の脳みそかち割って中身を確認したい衝動に駆られます。

この学級委員長に限らず、教育現場では生徒の「差別」に繋がるからと、運動会の短距離走などでも、順位が付かないように、わざわざスタート位置を変えたり、生徒に「先にゴールするな」と強制している学校もあるとか言われておりますが、自分の目で見たことが無いので、そんなことが行われているなどとは俄かに信じがたいです。

つまりそれだけくだらなく、アホらしいということですが・・・。

しかし、学級委員長を置かないことを正当化する屁理屈が「様々な子供に活躍の場を与えることを目的に、リーダーの固定を避けているのだろう。必ず学級委員長を置かなければならないという規定はないため、それぞれの学校の判断に任せている」By愛媛県教育委員会

・・・だなんて、冗談を通り越していますよ。学級委員長を選ぶ、リーダーを選ぶ行為が差別を呼ぶ行為で、委員長を選ばないことで“多くの子供に活躍の場を確保するため”なんて考えるなんて・・・。

生徒が活躍する場なんて、周囲がその子を応援しようという気持ちを持つか、自分自身で掴み取るものですよ。一生「学校」などという閉じた環境で過ごす先生様はともかく、大多数の普通の生徒は、卒業すれば否が応でも社会の競争の波に飲まれて行くのですから、人間には向き不向き、得手不得手があって、それを自分でどうやって対応するかを、学校の中をむしろ社会より厳しい環境にして、教えてあげることが学校の本来の役割ではないかと思うのですけれど。

鳥取県愛媛県教育委員会に圧力をかけた人権団体の方に聞いてみたいのですが、リーダーを選ぶことが差別だったら、日本は首相も選んではいけないのですよね?県知事や市長を選ぶのも、会社の社長を選ぶことも、そしてもちろん、ご自身の団体にも、“代表者”は選んではいけないんですよね?

だって、「代表者」決めたら、代表になれなかった人が可哀想じゃないですか?


にほんブログ村 ニュースブログ