幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

最近気になること。

巷では再びポータブルオーディオが流行って来ています。
私の青春時代にも「ウォークマン」が登場して、街に音楽を持ち出して行く若者が増え、すごいブームになりましたね。

今は、音源もデジタル化し、本体も軽く、イヤフォンもインナー型が主流で聞く側には本当に使いやすくなったと思います。

でも、

あれで歩きながら聞かれると、甚だ迷惑ですよね?

人間は、目で見えるものだけで判断して、歩行している訳ではありません。
肌で感じ、耳で気配を察知して、周囲の障害物を避けることが出来るんです。
でも、聞きながら歩いていると、完全に耳からの気配は遮断され、目に見えるものにしか反応できなくなります。しかも、聞いている音楽に集中していると、視界そのものも狭くなり、本人は意識していないと思いますが「傍若無人」な歩き方をしてしまうことにもなりかねません。

イヤフォンしていることが外から分かれば、こちらも構えて避ける事が出来るんですけど、インナーイヤーが多くなったせいで、ぶつかりそうになって初めて「こいつイヤフォンしてやがった!」と気づくことが多くなりました。中には自転車に乗ったまま聞いている猛者もいて、当然周囲の感覚がないですから(特に横方向は注意しないと危険です!)横から衝突されそうになることもしばしばです。
そういう人に限って、こちらが避けているのに「何でぶつかるんだこのヤロー」みたいに睨んでくるんですよね!周囲に気を遣わせて”歩かせて”もらっていることに、多分一生この人は気付かないんだろうな?と考え込んでしまいます。

私もポータブルオーディオ、使わない訳ではありません。でも、電車の車内で立ちっぱなしで何もすることがないときとか、新幹線の車内での暇つぶしにしか、使いません。間違っても歩いているときには使いたくありません。他で自分がどんな迷惑を、人様にかけているか分からないのに、それを分かっていながら更に迷惑撒き散らして歩くなんて、とても出来ません。

昔のブームの時には、歩きながら聞いている人は外から見て分かりましたし、イヤフォンではなくてオープンエアー型のヘッドフォンだったので、周囲の音が少しは聞こえていましたから、今のモノほど危険はなかったように思います。

メーカーも、売れりゃ良いんでしょうかね?少なくとも歩きながら、いや百歩譲っても乗り物運転しながら聞くのは、止めてもらうようアナウンスして欲しいです。