私は、正直言ってこの団野村さんを、“胡散臭い人”だと思っていました。
前エントリーで取り上げた時から、この人のイメージが大きく変わったんです。コメントの仕方が中庸なんですね。
確かに、人が何か意見を言う以上は、一方的な意見だと言われてしまうかも知れませんが、団さんの書き方には行き過ぎた主張も決め付けも無く、ただ淡々と事実と思われることを書き綴っているだけです。その上でサラッと主張している。
私的には、こういう書き方をする人は、バイアスかけてないなという判断をします。それだけにこれはショック大きい。
http://ballplayers.jp/column/2006/03/post_5.html
私は野茂が大好きなんですよね。元々、パリーグは近鉄、セリーグは阪神と関西系球団のファンだった私が、近鉄ファンを金輪際止めたのが野茂事件でした。それ以来企業としての近鉄は大嫌いです。（選手は嫌いじゃないですよ）
合併球団となった現在も、所詮近鉄の片割れ、おまけにイチローの売却で味をしめて次々に選手を流出させて、３年前の目も当てられない成績を招いた経営姿勢、しかも翌年の合併騒動の首謀者でもあり、その根源は球団を高く売りつけようとしただけで、野球を文化ではなく商品として扱うオリックスの企業姿勢も、私は大嫌いでした。
今年は事もあろうに仰木さんの死をネタに選手を集め、話題を作ろうとしたのであれば、故人に対する侮辱とも取れる行動は、ちょっと承服しがたいものがあります。
せっかく今年のオリックスバファローズは戦力が揃って良いチームになったのですから、金輪際熱戦に水を差すようなことは止めて欲しいと思います。
無用に選手の保有権を独占するような行為は、厳に慎むべきです。野球ファンに、素晴らしい選手の素晴らしいプレーを見せる機会を失わせることが、結局自分の首を絞めていることに気づかないんでしょうか？
