幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

再現。

高校野球の球史に残る1戦・・・と言えば、この試合を上げる方も多いのではないでしょうか?

朝日新聞の名勝負ランキングでは4位ですけど・・・。

<名勝負ランキング4位>星稜―箕島(79年3回戦)

http://www2.asahi.com/koshien/column/TKY201007310235.html

石川県の星稜高校和歌山県箕島高校の試合です。延長戦で2度のビハインドをツーアウトランナーなしからのホームランで追いつき、しかもその2本目は直前にファールフライの落球のおまけつきですから。その落球も芝の境目で足を取られての落球でしたから、本当に「野球の神様」が見守っているように感じられた試合だったと思います。

そんな極限の状態で全力を尽くしたからこそ、心通う何かがあるのでしょうね。去る9月23日に甲子園球場
“星稜対箕島”の再戦が行われました。

甲子園決戦 星稜制す 箕島との名勝負再現

http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2010092402000155.html

なんでもこの両校は、これまでも1994年に和歌山、2004年に金沢市で対戦しており、今回の甲子園は3回目の決戦とのこと。このような試合を公で行うというのは大変なことですが、それを何とか実施しようと皆が協力する、しかも1回ではなく3回も実施して、最後は甲子園球場で開催なんて、関係者の熱意があってこそだと思います。

それだけ「あの1戦」は、対戦されたナインや関係者の方々の、心に大切に刻まれているのでしょう。

当時の選手も50歳に手が届く年齢ですから、もう年齢的にもこれで最後としたのでしょう。でもその最終戦を甲子園で出来るなんて、本当に幸せだろうなって思います。

選手として大観衆の中で奇跡のようなゲームを戦い抜き、その後もこうしてその当時の仲間とプレーできるって、素晴らしいことですよね。

なんだか自分の「あの頃」も思い出して、少し気持ちが暖かくなった話題でした。
VPS

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