私がアニメを観るようになった頃は、今と比べれば良質な作品は多かったと思いますけれど。言葉や表現の規制で、現在は差し替え無しには放送出来ないものも多いですが、ストーリー性の豊かさなどは今の作品とは比べ物にならないと思います。
その、子供の頃かなり夢中になって観たのが「タイガー・マスク」でした。
タイガーマスク ～ Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%AF
放送時間になると兄弟揃ってテレビの前で、正座していましたよ（笑）弟などはハマりにハマって当時発売されていたソフビ（ビニール製の手足が動く人形・・・フィギュアの走りみたいなものでしょうか）をリングごと全部揃えてしまったほどでした。
主人公・伊達直人は孤児院出身のプロレスラー。最初は悪役ですが孤児院の子供たちと心を通わせる中で“正義”に目覚め、自分を育ててくれた「孤児院」を守る為に、悪の組織と戦うことを決意します。
・・・阪神大震災後の神戸にも、“リアル･タイガー”と呼ばれる覆面の人物が現れましたが、そんなアニメの主人公の名を語る人が、今回は日本中に拡がっています。
「子供へ寄付」タイガーマスク運動広がる 「日本も捨てたものでない」と称賛の声 ～ J-Cast ニュース
http://www.j-cast.com/2011/01/10085156.html?p=2
「タイガーマスク運動」と誰が名付けたのか、そもそもそんな呼び名が定着しているかどうかも怪しいのですが、最初に届けた人もこのような動きになってくるとは思いもよらなかったでしょうね。
タイガーマスク OP 主題歌 ～ You Tube
直人は直人でも、「菅」のほうは、子供手当なんかで人気取りをしようとしているようですが、この匿名の「直人」
さんたちの志を煎じてのんだほうが、良いんじゃないでしょうか。原作の主人公も徹底して正体を隠していましたが、これ見よがしに「良いこと」を宣伝することほど、胡散臭いものはないと、この“タイガーマスク運動”の心ある方々が訴えているようにも、思います。
私もあしながおじさん、復活しようかな？
