久々の映画モノのエントリーです。
あまり映画を観たがらない(笑)私ですが、これは観たい(というか、観よう)と思っている映画が、あります。
「エクレールお菓子放浪記」
http://www.eclair-okashi.com/
前回の映画モノエントリーで取り上げた“能登の花ヨメ”でも、地震が大きな影を落としましたが、この「エクレールお菓子放浪記」も、東北地方・太平洋沖地震の影が、落とされています。「能登の花ヨメ」は、映画が企画状況での地震ですが、「エクレールお菓子放浪記」はクランクアップ後の震災・・・期せずしてその「映像」が、歴史的価値を持つことになってしまったのです。
それでも震災前の美しい東北の自然、そして風景をこうして残すことが出来たのは、何かの導きがあったように思えてなりません。
震災後、日本の原発対応などで政治力の無さが露呈し、世界的にも顰蹙を買ってしまった日本ですが、被災地の東北の方々の忍耐力と譲り合いの精神は、日本人の評価を改めて引き上げてくれました。
それも、この震災があったから・・・ということではないことが、この映画を観ると理解出来るように感じます。
東北の方々は、首都圏の日本人が失ってしまった素晴らしいものを、未だに心に宿している・・・この映画を観ることで、東北の美しい自然と人の優しさを、もう一度感じたい・・・そんな欲求が日に日に大きくなって、います。
惜しむらくは上映の映画館が少ないことです。でもなんとか観に行こう、そう思える映画です。
皆さんも、いかがですか?