幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

涙の3勝目。

M 5 - 4 F ◇千葉マリン◇観衆28,223人  ロッテ7勝6敗2分け

F:●吉川(3勝2敗)-橋本-武田久-マイケル
M:○小野(3勝7敗)-荻野-藤田-神田-薮田-S小林雅(17セーブ)
本塁打セギノール18号(日)

http://www.nikkansports.com/baseball/professional/score/2007/pl2007080506.html(ニッカンスコア)

この時が来るのを、待っていました。ヒーローインタビューでは、晋吾、感極まって涙声になっていましたが、私ももらい泣きしそうになりました。本当に、責任感の強い選手ですね。だから私も大好きなんですけど。

今日のゲームは前回登板も同一カードで先発投手の顔合わせも同じ、晋吾も心中リベンジを期して居たのでしょう。

晋吾の内容は、良くも悪くも無いといったところでしょうか。5回2/3を6安打1失点ですがフォアボールが3つと、勝負所で制球が悪かったですが、今日は4回の満塁で1点で止めたことが大きかったですね。その4回、セギノールと工藤へフォアボールは与えましたが、満塁になってから晋吾の闘争心が勝ったのでしょう。鶴岡を三振、金子誠をピッチャーゴロに仕留めた時点で、先制はされましたが今日は「行ける」と感じました。

ただ、ボビーは相当ピッチャー交代にナーバスになっていますね、安全パイばかり選ぶような傾向があります。今日も晋吾は6回で交代しましたが、これはちょっと早過ぎです。その影響でしょうか、登板過多の荻野がちょっとバテ気味ですね。7回に失点しましたが明らかに球のキレも制球も悪くなっています。無理な登板が祟ったのかも知れません。

それと今日はやっと藤田が投げました。稲葉とのワンポイントでセカンドゴロの間に失点はしましたが、久々の登板ですからこんなものでしょう。

続くセギノールのところでボビーは神田にスイッチしますが、フルカウントまで追い込んでからコントロールミスしたボールを、セギノールは見逃しませんでしたね。あれがインコースへ決まっていれば良かったのですが、その前に何球か際どいところを見極められていましたから、最後にちょっと甘くなっちゃいました。結果論ですけど、ここは最終回のマサみたいに、フォアボールでも良かったような気もしますね。追い込まれてからのセギノールの集中力はすごいですから。

それと、今日は薮田も良かったですね。ボールに本来のキレが戻って来たように見えました。最後を締めたマサもまずまずでしたし、僅差でのゲームですが今日の勝ちはとても良い内容だと思います。先日の札幌での3連敗をこれで帳消しに出来ましたし、何よりもマリーンズの本来の勝ち方でゲームをモノに出来たことが大きいです。

今日はズレータがマリンに来ていました。やっぱり、みんな待っているんですね。ズレータもこれだけ歓迎されれば、嬉しいでしょう。早くコンディションを整えて、グラウンドに帰ってきて欲しいです。

これでファイターズに代わってホークスが1位、ファイターズとのゲーム差は1となりました。今の時期に順位云々を言うこともないでしょうけど、これから胸突き八丁の終盤を迎えるところで戦力が揃って来て、上位とも離されないで居ること自体、今年はチャンスと言えるかも知れません。ズレータの復帰が今から楽しみです。