幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

ほんとかよ。

今日の、気になったニュース・・・
何でも“格差”に結び付けて考えるの、止めて欲しいんですけど。


経済格差が学力に影響 文部科学白書が懸念

http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010052601000031.html

保護者の収入が高い子の学力が高い・・・というのは、何も高収入で充分な教育を受けられるからではないと思うのですが。

高収入を得ているということは、能力が高い人が多いということだと考えるのが、資本主義(自由主義)の基本でしょう。能力が高い人の子供であれば、また能力が高いのも遺伝的要因で自然なことですから、保護者の経済格差のみで学力を考えるのはあまりに乱暴な論調ではないですか?

この記事では、そんな「無謀」なこじつけで、格差が教育の機会を奪うと主張しながら、挙句、今年から導入の高校実質無償化まで「自画自賛」して居る始末。
高校の実質無償化は、西欧諸国から比べると確かに遅きに失した感は否めませんけれど、とりあえず実現したことは評価に値するとは思いますよ。でも、現状の制度で本当に救われる人が居るかって言うと、首を傾げざるを得ません。要は民主党の自己満足の政策でしかないんですよ。お金は、本当に必要な人に行き渡ってこそ、価値が出てくるものです。

その話はさておき、経済格差で教育の機会が奪われることなんて、ないです。本気で勉強する気になれば、そして本人が優秀ならば奨学金(返済の義務はありますけど)を受けることも出来るのです。

6人兄弟の末っ子、中学2年から母子家庭の私の親父は、結婚してからしばらく、自分の高校進学のときに借りた奨学金を返すのに、ずいぶんと苦労をしたようですが・・・。(大学はお金のかからない防衛大へ進んだので、そこでは奨学金のお世話にはなっていません)

かく言う私は、大学は中退し専門学校の卒業ですが、夜間ですので昼間は働きながら学費を稼いで卒業までを乗り切りました。学生の間は親元に住まわせてもらいましたから、そういう面では経済的に楽でしたけどね。

要はやる気だと思うのです。お金がない、厳しい・・・そんなことを理由に進学を断念するなら、それは経済格差の問題などではなく、自分の気持ちが負けているだけだと、私は思うのです。


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