買っちゃいました。

先日ご紹介しました、今敏さんの作品、買っちゃいました。

Amazonで品切れで、今日ようやく届いたのですが・・・。

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届いたのは夕食の片付けが終わってからだったので、すぐに観ちゃいました（笑）今日は２０時前には夕食の後片付けも終わっていたので・・・。

今敏さんの作品はいくつかあるのですが、なんで「千年女優」を選んだかというと・・・最初の作品って、色々と制約が多くて、本当のところの力って中々理解出来ないと思ったのです。この千年女優からは、多少は制作費も都合が付いて、少しは今さんの思い通りの作品に仕上がったのではないか・・・と考えたのです。

千年女優　～　Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%83%E5%B9%B4%E5%A5%B3%E5%84%AA

「千年女優」作品紹介　～　KON'S TONE（ご本人のサイト）
http://konstone.s-kon.net/modules/ma/index.php/content0001.html

アニメーションに“先入観”のある人にはお勧め出来ませんけど、これは立派な「映画」ですね。たまたま表現手法を実際の俳優・女優を使うか、アニメーションにしたか・・・の違いだけで。でも、この千年女優の描く世界は、アニメーションでなければ表現し切れないと思います。これは絶対アニメじゃなきゃならない。

作品の紹介はご本人に譲るとして、私もこれ１回（それも家事の合間に一時停止しながら・・・）観ただけでは、気付かないことのほうが多いかも知れないほど、これでもか、と表現手法が盛り込まれています。ここまでの良質な作りこみをしている作品は、中々お目にかかれないですよ。

主人公・藤原千代子のインタビューを、夢か現か分からないまま映像が時代を行き来しながら展開し、ラストのシーンでの寸止め。同じアニメーションという表現を使いながら、スタジオジブリの作品群とはまったく一線を画するその姿勢に、私はむしろこっちに好感を抱きました。いや、これ良いですよ、ホント。

またちゃんと日を改めて、ノンストップできちんと鑑賞したいです。