幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

口実。

正直な話、私は今の会社を辞めたくて辞めたくて仕方がありませんでした。幸いにもこの不景気の中でも、次の仕事というか「まーきん。さん、うちでやってもらえませんか?」とお誘いいただけるところはいくつかありまして、
仕事に困って辞めたくない訳ではなくて、やはりこの業界である程度続けていますと、会社を越えた繋がりが出来ているので、私が今の会社にいることで、色々な方のお役に立つことが出来るので、ちょっと中々辞められないな・・・と、ずーっと我慢しておりました。

でも、さすがに今回の件は、私も限界点を越えてしまいました。

ある上場企業の関連企業の方が、私の勤務先に色々と仕事を紹介してくれております。
その方の紹介してくれた案件は、私のところで扱うパソコン向けの保険をバンドルしてリンゴのマシンを学生さんに販売するというものです。
この方が、私の会社の営業所がこの学校の近くにあるので、それを活用してメーカーの保証でなく私の会社のサービスを強く推してくれたので、この学校とお取引が出来るようになりました。

しかし、リンゴの販売施策の変更と、保険業法の関連で、動産保険をつけての販売がちょっと今までどおり出来なくなってしまい、それまで私の会社でこの学校を担当していた人間では解決方法がなく、学校のご要望に応える事が出来ませんでした。そこで学校側が困って、他の業者でリンゴを調達することにしたのですが、その調達先は当然私の会社と取引があるので、同じ保険商品をバンドルして、学校へ提案し採用されそうになってしまったのです。

これでは、紹介した側は堪ったものではないですよね?紹介した仕事を裏切って他に流して、自分のところだけ継続するのですから。泥棒呼ばわりされても仕方ありません。

紹介してくれた方からは「まーきん。さん、私とあなたの付き合いだから言わせてもらうけど、これは本当に酷すぎるよ」と、ものすごい剣幕で怒っています。私は、この会社と学校へ、私の会社の非を詫びて、別ルートでは保険商品とサービスを、同じ条件ではご提供出来ません・・・と頭を下げに行ったのです。

その後、この別ルートの担当をしている私の女性の部下へ、

「これは道義上問題あるのは理解しているね?そちらの会社でも扱えるのにちゃんと説明しないで他に渡して、うちだけ契約残すのは問題なのは分かるね?だから、私からお詫びをして新しい先には保険の扱いを変えてもらうように説明をするから、担当を私に紹介しなさい」

という指示をしました。ところが、この女性社員は、

「分かりましたが、私の立場もあるので、いったん私に説明させてください。その後ご紹介します。」

と、すぐの紹介を拒否します。私は、嫌な予感はしましたが、いったんは「じゃあ、事情は説明したとおりだから、私が説明するのでとにかく時間を早くもらうように。私はその会社のハードの取引をのこして、サービスだけ分けてもらうよう、頼むから。」と彼女に対して指示を行いました。

悪い予感は的中します。この女性社員は、頭は良いのですが、人を見下すところがあり、自分の意見が通らないと逆切れする“常習犯”であったので、「もしかしたら、指示に従わない説明をするかも」と、心配はしていたのです。それが、その通りになってしまい、この女性社員は上司である私に対して「嘘の説明をしたから学校と新しい取引先に謝罪をし、そして担当を降りるように」命令をして来たのです。しかも、私に報告なくいきなりメールで。

私は怒りと言うより、呆れてモノが言えなくなりました。元々、行動の怪しい社員で、目標管理で命令している課題もまったく提出せず、更には外出の報告も直行・直帰の報告もいくら指示をしてもまったく無視です。口頭で指示をすると「はい、分かりました」とは答えるのですが、口先だけです。

私の前任の上司の部長を、同じように騒ぎ立てて失脚に追い込んだので、私に対しても同じことをしようとしているのでしょう。

ただ、これはあまりにもレベルが低すぎます。常識で考えれば上司の指示を無視して、更には上司を嘘つきに仕立て上げる時点で、その社員はクビものですが、私の勤務先は非常識きわまりないので、こんな状態でも声の大きい人間が残ってしまうことが殆どなのです。

ですので、私はここまでの報告を私の上長になる常務へ報告をし、私の判断と責任でこの件から辞退することを許可してもらえるよう、上申をしました。もし、それが認められないような非常識な判断をするのであれば、私は大手を振って辞表を出すことが出来ます。この状況であれば、他の会社にいるお世話になっている方々も、私の退職をやむを得ないと理解してもらえると思うからです。

さてさて、明日は一体どんな修羅場になるやら・・・。ちょっと楽しみですね。ようやく開放されるかも知れないと思うと、何だか嬉しいです。

もう、非常識な会社で働くのは、こりごりです。
VPS

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2月21日、あっけないくらい簡単に、全権は私に委ねられました。
より拗れてしまった話も、何とか解決の道筋をつけることは出来ました。後は、学校の判断を待つだけです。とりあえずはどっちへ転んでも、後腐れなしまでの話は出来ましたので、これで良しとしましょう。

あとは、私の退職のタイミングだけですね。