ハイブリッドの嘘。
環境負荷が低いといわれるハイブリッドカーですが、これは本当のことでしょうか?
確かに、見掛け上燃費は改善していますし、排気ガスも有毒物質をかなりの量で削減しています。
ハイブリッド車、どこが環境に優しいの!? (ゲンダイネット)
http://gendai.net/?m=view&g=wadai&c=050&no=19487
※リンク貼り換えました。
ソースはイマイチですけど、この記事はちゃんと実証されていますよ(笑)
私は、ハイブリッド技術は「偽物」と言わせていただきたいです。
本当にクリーン化・環境負荷の低減を目指すなら、ゼロ・エミッションの電気自動車を目指すべきで、過渡的な技術にすら値しないハイブリッドは、はっきり申し上げるなら「営業の為の施策」だと申し上げたいです。
確か、ハイブリッドをトヨタが初めて出したときは、そのような内容の批判もあったと思います。ところがどうでしょう。なんとなくハイブリッドが「エコ」であるようなイメージが巧みに作られ、今では自動車界のエコの先駆者のように評する向きまであります。
それでも、ハイブリッドはやはり偽物でしょう。購入時に価格が高い点は、ホンダがインサイトを導入して解決しつつありますが、ボディ軽量化の為のアルミの大量使用など、製造時の環境負荷は現状ではガソリン車の比ではありません。しかも、ハイブリッド化による化石燃料使用量の削減による環境への貢献も、実際には「???」の効果なのです。
その証拠に、上記記事にも指摘されているプリウスのWebカタログの表記の、「10年10万キロ」走行での比較表を良くご覧下さい。
トヨタ プリウス ~ 環境仕様
http://toyota.jp/prius/ecology/
10年10万キロ比較表
http://toyota.jp/prius/ecology/image/eco02.gif
※2009/6/20トヨタのHPからリンクが削除されました。新型プリウス登場と同時に、アナウンス方法も変更したようです。さすがにトヨタもこれではまずいと気付いたのでしょうか?
http://toyota.jp/prius/ecology/
確かに、二酸化炭素の排出量は目に見えて削減しておりますが、ディーゼル車の排気ガスで悪者になったPM(粒子状物質)は逆にガソリン車より増加しています。
これはエンジンのオフ・オンが通常のガソリン車より頻繁になる影響であると思います。
それどころか、Sox(硫黄化合物)やNox(窒素酸化物)の削減度合いは、指標の単位がCO2のトンからキロへ変えられているにも関わらず、小数点以下の違いしかないのです。このレベルでの差では、運転条件やドライバーの乗り方によって、どうにでも変化をしてしまう指標です。これではとても「乗ること」でエコに繋がるクルマとは、言えないでしょう。
また、上記記事で指摘されるようなアルミ部材の使用による、電気・水道の大量消費については一切触れられていません。アルミ部材は、車体への大型バッテリー搭載の為に重くなった車体を軽くする為に採用されていますが、そのアルミの生産には驚くほど大量の電気を消費することをご存知でしょうか?
センター試験の問題ですが、ちょっとやってみませんか?(笑)アルミニウムの製造に必要な電力量が問題になっています。
http://stepup.yahoo.co.jp/shinro/kakomon/2008/39/q/1.html
プリウスでさえこれですから、プリウスより重量のある他のハイブリッド車は、更に環境負荷が高いことがお解りいただけると思います。(有体に申し上げるなら、エスティマやハリアーやクラウンのハイブリッドなど、“愚の骨頂”なのです)
クルマの本当の意味での「エコ」を考えるには、そのトータルでの環境負荷を考えないと、とてもピントのずれた結果になってしまうと思います。メーカーもそういった製造時の情報をまったく開示せず、その上「10年10万キロ」などという、そこまでクルマを乗り倒す人がどれだけ居るか分からないような例えを、自らの都合の良いようにだけ表示する姿勢と言うのは、やはりどう考えても“エコ”だとは思えないのですが。
クルマ
確かに、見掛け上燃費は改善していますし、排気ガスも有毒物質をかなりの量で削減しています。
ハイブリッド車、どこが環境に優しいの!? (ゲンダイネット)
http://gendai.net/?m=view&g=wadai&c=050&no=19487
※リンク貼り換えました。
ソースはイマイチですけど、この記事はちゃんと実証されていますよ(笑)
私は、ハイブリッド技術は「偽物」と言わせていただきたいです。
本当にクリーン化・環境負荷の低減を目指すなら、ゼロ・エミッションの電気自動車を目指すべきで、過渡的な技術にすら値しないハイブリッドは、はっきり申し上げるなら「営業の為の施策」だと申し上げたいです。
確か、ハイブリッドをトヨタが初めて出したときは、そのような内容の批判もあったと思います。ところがどうでしょう。なんとなくハイブリッドが「エコ」であるようなイメージが巧みに作られ、今では自動車界のエコの先駆者のように評する向きまであります。
それでも、ハイブリッドはやはり偽物でしょう。購入時に価格が高い点は、ホンダがインサイトを導入して解決しつつありますが、ボディ軽量化の為のアルミの大量使用など、製造時の環境負荷は現状ではガソリン車の比ではありません。しかも、ハイブリッド化による化石燃料使用量の削減による環境への貢献も、実際には「???」の効果なのです。
その証拠に、上記記事にも指摘されているプリウスのWebカタログの表記の、「10年10万キロ」走行での比較表を良くご覧下さい。
トヨタ プリウス ~ 環境仕様
http://toyota.jp/prius/ecology/
10年10万キロ比較表
http://toyota.jp/prius/ecology/image/eco02.gif
※2009/6/20トヨタのHPからリンクが削除されました。新型プリウス登場と同時に、アナウンス方法も変更したようです。さすがにトヨタもこれではまずいと気付いたのでしょうか?
http://toyota.jp/prius/ecology/
確かに、二酸化炭素の排出量は目に見えて削減しておりますが、ディーゼル車の排気ガスで悪者になったPM(粒子状物質)は逆にガソリン車より増加しています。
これはエンジンのオフ・オンが通常のガソリン車より頻繁になる影響であると思います。
それどころか、Sox(硫黄化合物)やNox(窒素酸化物)の削減度合いは、指標の単位がCO2のトンからキロへ変えられているにも関わらず、小数点以下の違いしかないのです。このレベルでの差では、運転条件やドライバーの乗り方によって、どうにでも変化をしてしまう指標です。これではとても「乗ること」でエコに繋がるクルマとは、言えないでしょう。
また、上記記事で指摘されるようなアルミ部材の使用による、電気・水道の大量消費については一切触れられていません。アルミ部材は、車体への大型バッテリー搭載の為に重くなった車体を軽くする為に採用されていますが、そのアルミの生産には驚くほど大量の電気を消費することをご存知でしょうか?
センター試験の問題ですが、ちょっとやってみませんか?(笑)アルミニウムの製造に必要な電力量が問題になっています。
http://stepup.yahoo.co.jp/shinro/kakomon/2008/39/q/1.html
プリウスでさえこれですから、プリウスより重量のある他のハイブリッド車は、更に環境負荷が高いことがお解りいただけると思います。(有体に申し上げるなら、エスティマやハリアーやクラウンのハイブリッドなど、“愚の骨頂”なのです)
クルマの本当の意味での「エコ」を考えるには、そのトータルでの環境負荷を考えないと、とてもピントのずれた結果になってしまうと思います。メーカーもそういった製造時の情報をまったく開示せず、その上「10年10万キロ」などという、そこまでクルマを乗り倒す人がどれだけ居るか分からないような例えを、自らの都合の良いようにだけ表示する姿勢と言うのは、やはりどう考えても“エコ”だとは思えないのですが。
クルマ