幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

完了。

2015年から始めた、So-netブログからの移行作業。
一度、Livedoorブログへ移行してから、改めてはてなへの移行を行ったのですが、画像とリンクの移行が自動で出来ず、手作業となっておりました。

なんだかんだと、千以上もあるエントリーのチェックをしながらの、画像の貼り付け直しに加えて、時間を遡れば遡るほど、リンク切れが多くあったりで、その修正もしながらでは中々作業が進みませんでした。

 

2年近くかかっちゃったんですね。

ようやく、「仮ブログ」のLivedoorを削除出来ました。

元のSo-netブログを始めたのが2005年の8月でした。その頃から、今の私を見るとどんな感想がもらえるのでしょうか?

 

「進歩ねえなあ、50超えても」

 

なんて言われるのがオチかも知れませんね。

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無理、無駄、無益。

竹内まりやの「クワイエット・ライフ」が発表された頃、最初の妻と別れた。オープニングナンバーの「家に帰ろう」が、尋常じゃないくらい、心に痛かった。

 

初めての離婚、よもや離婚なんて、自分がするとは考えもしなかったから、その状況を自分のこととして考えることがなかなか出来なかった。

 

両親の不仲を、高校時代から見てきた。弟には普通の生活をさせたくて、母に打ち明けられた「事実」は自分の心の奥底に仕舞い込んだ。
父が家庭に殆どお金を入れなくなり、家族らしいことが出来なくなって来たけど、自分のバイト代で母の誕生日や弟の誕生日に、プレゼントを贈ったりもした。

 

そんな父を反面教師として、自分は妻になる女性に、希望することは何でもしよう・・・そう考え実行したから、若くして二世帯住宅を建て義理の両親との同居も受け入れた。

しかし、世の中は優しくすればそれに応えてくれる人ばかりではないことを、これから何度も思い知る事になるとは、28歳の私には想像もつかなかった。

 

最初の妻は、私と別々に暮らし始めて、ようやく私の辛さに気づいてくれた。


「何て思いやりのないことをあなたにしてきたの」


そう詫びてくれたけれど、私の負った痛手は精神面であまりに大き過ぎて、向精神薬が手放せないレベルになってしまっていた。


別れて初めて気づく・・・と言うのは、やはり相手が自分の思い通りになるという慢心からくるのだろうか?

 

どんなに、「これはこの人の為なんだ」と自分を抑えていても、それを感謝して受け入れるまでとは言わないが、それを気づくことすら出来ない人に対して続けることは、抑える側の単なる自己満足の自傷行為に過ぎない。

 

これは結婚に限らないかも知れない。

仕事における人間関係でも、同性同士の友人関係でも同じだろう。

まずはコミュニケーション。相手を大切に思い、力を貸したいと思うなら、まずは話し合いから。
通じないなら、手を付けるべきじゃない。

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ずっと

当たり前だった 目に映る景色

崩れ落ちた 積み上げたはずの石に

繰り返した躓きの 償いは重く

取り戻せない暮らしに 焦る日々

でもそれは前触れもなくやって来た

巻き込まれた 嵐の終わりは突然に

 

何気ない いつもの道で
感じた心の距離

夢見てた未来は遠く

闘いの日々に埋もれて

 

目に映る景色がふいに 滲んできた朝日に

ただいま を言おう

僕を待って居たのは 昔繰り返したデッサンとは違う

柔らかく包む 暖かな日差し

寄り添ってくれるぬくもりがあるからきっと

待ち侘びた日々が そこにある

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無情。

私の、仕事上のキャリアの最初は、貸金業協会でした。金融110番の主担当で、1980年代後半のバブル前夜、改正貸金業法金利が移行措置の54.75%だった頃。私はその後協会の指定個人信用情報機関へ転籍することになりますが、金融110番での債務整理を行った方は4年間で300人ほど。

その中の一人に、30代前半の女性がいました。
協会で債務整理を行った条件で返済を始めて2年目に入り、それまでは約束の入金をしっかりなさっていただけでしたが、突然協会の事務所へいらっしゃいました。

なんでも、債務整理で生活が元に戻り、心にゆとりが出来たことでお付き合いを始めた男性からプロポーズされたとのこと。この女性は正直に協会での債務整理を男性に伝えたところ、「俺が全部払ってやる」とのことで、途中一括返済のご相談に来られたのです。

残債が多ければ一括弁済で再度業者側と減額交渉も行うことが出来るのですが(この交渉は貸金業の実務を知らない弁護士には絶対出来ません)、この女性は「もう、充分良くしていただいたので、減額は要りません」とのことで、現在の残金全額で一括完済をなさいました。
協会事務所からお帰りになるとき、「本当にありがとう。こちらでお世話になっていなければ、こんなに嬉しいことが起きることはなかったと思います。また遊びに来ても良いですか?」と言って、お別れをしたのです。輝くような笑顔を残して。

まさか、それが最後になるとは、思いもしませんでしたが。

それから3か月ほどしたある日、新聞の小さな記事を見て、私は絶句しました。その女性の名前が、「交通事故で死亡」の記事と共に、載っていたのです。


私は、いったい何の為に、彼女の人生に関わったのか?これで本当に彼女は良かったのだろうか?色々なことを考えました。そして人生はこれほどまでに無情なものなのかと、大声で叫びたくなるほど、心の痛む出来事でした。

今では、テレビでも「借金問題、過払い返還」なんて司法書士風情がCMを流す時代。直接会って相談して解決することもなく、電話一本で条件に合えば本来は有効な支払済みの金利が返ってくる魔法で、誰にも感謝の気持ちなんて、持てない世の中になってしまいました。

きっとそんな過払い返還なんて、この女性なら絶対に考えなかったでしょう。それでも、そんな方がどうしてこんなに早く、この世を去らなければならないのか?

私に、まだ現世で出来るのことはあるのでしょうか?しっかり見つめ直してみなければなりません。いつ何時、どんな理由でこの世を去ることになるか、分かりませんから。精一杯のことを、したいと思います。

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支え。

タクシーの仕事をしながら、空車の時にはFMラジオを聴いているのですが、その中で現役の高校3年生が、両親の離婚に戸惑い進学を諦め、それでも自分の夢を追いたいのに現状に流されている自分が恥ずかしい・・・と言った内容の、電話相談を取り上げていたものを耳にしました。
この子は女性ですが、自立し生活費も自分でまかないながら、高校卒業後は自分の夢を追いたいと。
その姿に、私が大学生時代、学費と生活費に追われて中退してしまった過去が被り、思い出されてしまいました。でも、この女性と比べれば、タイミングは楽だったかも知れません。

学費を払ったとは言っても、私は大学入学時には親に入学金を払ってもらっています。入学してから家庭環境が激変してしまいました。両親の不仲(有体に言えば、父親が不貞をした上にお金を家に入れなくなってしまっていました)とそれを原因とした母の情緒不安定で、私は突然降りかかった生活費と学費の負担でアルバイトに追われ、元々それほど興味の持てなかった大学の授業に興味を完全に失うまでに、さほど時間はかかりませんでした。

すさんだ自宅へ帰るのも辛く、このラジオの女性が耐えかねてラジオで電話相談したものを、高々19歳の私がどうやって精神状態を維持していたのかなと、ふと考えましたら、これまでは辛さからでしょうか、自分の当時の記憶を完全に消し去っていたものが、何故かこの時すーっと思い出されました。

大学入学後しばらくしてから交際を始めた女性に、私は完全に精神的に依存していたのです。「帰りたくない」とこぼすと彼女は「あなたのお母さんには、今あなたが必要なの。帰って支えてあげて」と、諭してくれることも度々。

でも、私が我がままを言って彼女を困らせることの方が、多かった。彼女もまだ大学生。学校もある家にも帰らなければならない。予定を曲げても私と一緒に居てくれと、無理なお願いばかりしていました。その結果彼女も負担に耐えかねてしまって、別れることになってしまいました。私はまだまだ子供だったので、自立したお付き合いが出来ず、本当に彼女には迷惑をかけてしまいました。もしどこかで会うことが出来たら、感謝の気持ちだけでなく、謝りたい気持ちでいっぱいです。

この苦しかった時に私を支えてくれた人がもう一人。昨年4月に亡くなった伯父です。両親の不仲で収拾がつかなくなり、困り果てて真っ先に相談したのが、伯父でした。伯父は明番にも関わらず、能登から千葉まで飛んで来てくれました。

「お前らいい大人二人がしっかりせんもんやから、子供がこんなにしっかりしてしもうてて・・・。恥ずかしいと思え!」と。両親をいさめる伯父の言葉を聞きながら、私は本当に救われた思いがしました。

本当に追い込まれてしまった時には、必ず支えてくれる人がいました。今もそうでしょう。扱いの難しい、お金のかかる大学生を抱えた私の所に来てくれて、寄り添ってくれる妻がいます。焦りのあまり事業を失敗し、そこから脱しようとあがけばあがくほど落ちてしまって、自己破産まで追い込まれてしまいましたが、それでも離れずに居てくれます。

 

日々の生活に埋没しているつもりはないものの、やはり一度レールから外れた生活を立て直すのは容易ではありません。
一般的な判例とはかけ離れた不当な裁判の結果で負わされた借財に加え、そこから焦って早く脱しようとした結果、更に悪い結果を招いてしまい・・・。

タクシードライバーとして当面の生活の糧を得ながら、息子の学費負担に追われていますが、これもやはりお金に苦労して中退してしまった、自分の悔しい思いを息子にはさせたくないが為。


若い頃から睡眠時間も短く、身体を酷使して来ましたので今では障害のある左腕だけでなく、右腕も肩・肘・手首を痛め、仕事だけでなく日常生活にも支障が出て来ました。心臓にも肺にも、今は治まっていますが持病を抱えています。

それでも命まで取られた訳ではありません。今、自分が出来ること・可能なことに集中して、必ずこの苦しい状況は終わると信じて進みたいと思います。
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心機一転。

個人的に、2008年から続いていた数々のトラブル。まるでサイコパスの前妻からの離婚裁判時に相手方の代理人だった弁護士への懲戒請求も、互助組織としか思えない弁護士会には自浄作用などあるはずはなく、当然のように棄却されてしまいました。

裁判時の違法証拠提出なども併せて、民事での訴訟へ移行するつもりでおりましたが、現在の私の状況と、将来に残された時間を考え、すべてを止めることとしました。

過去に拘泥するよりも、これからの家族との時間を優先したいのです。

息子も、これから将来を決める就職活動へと入ります。私も、現在の妻との今後の生活計画をしっかり組み立てる必要があります。過去のことに拘泥して時間やエネルギーを浪費するよりも、新たに何かを生み出す努力をする方が、必要だと気付いたのです。

私が現在生業としているタクシードライバーだけではなく、他にも私に出来ることを探し、それに集中します。

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実証。

先日都内で行われていた、タクシー初乗り運賃410円の実証実験結果が発表されました。

trafficnews.jp

この実験には私の勤務する会社も参加しておりましたが、その実験方法には疑念を抱いておりました。
JR新橋駅の指定乗り場から乗車する車両で、実証実験の表示を行ったクルマのみがこの実験対象車両となるのです。(乗り場は他にもいくつかありました)

 

www.mlit.go.jp


「実証実験」というのなら、普通に考えれば比較対象集団をほぼ同条件で設定し、料金設定以外を同一にして、二つの実験結果を比較しなくては、意味がないと思いませんか?

この実験内容では、初乗り410円とした車両の乗車率や日ごとの売上は分かりますが、同じ日の同じ条件での730円初乗りのままのタクシーの、乗車率や売り上げの変化は比較のしようがありません。

 

本当に実験検証をやるなら、都内の営業エリア全域での流しタクシーのサンプル集団を抽出し、410円初乗りとしたものの乗車率(実車率)と売上を、730円初乗りのままのタクシーの乗車率(実車率)と売上と比較すべきです。

もちろん、その母集団のタクシー運転手の技能(営収を上げる能力)によっても左右されるので、平均営収のほぼ似通った運転手をそれぞれに配置する必要があります。

こうやって初めて本当に比較が出来るものを、指定乗り場乗車だけで何のデータを公表するのかと思ったら、そのタクシーに乗車した人に対して、乗車意向調査をしただけ・・・と聞き、驚きを通り越し怒りすら湧いて来ました。

「茶番」ですよね、これ?始めっから運賃改定ありきで、世論誘導して改定へのおぜん立てをしたに、過ぎません。

私が初乗り410円を「値下げ」と表記しないのは、これはまったく値下げではないからです。

初乗り以降の運賃は、従来は280メートルごとに90円(≒0.321円)ですが、新料金では237メートルごとに80円(≒0.337円)なのです。


渋滞がないと仮定して比較すると、10キロ(1万メートル)の料金は

従来は2キロ730円+8,000メートル×0.321円≒3,290円

新料金では1.059キロ410円+8941メートル×0.337円≒3,420円

 

となってしまいます。完全に「値上げ」です。

2キロ以降の料金は、むしろ高くなってしまうこの料金体系は、これまでのタクシーの中心利用層の離反を招くのではないかと、懸念しております。深夜のロングのお客様の料金は、確実に1割以上は高くなるからです。そんなんで「タクシー高いし、始発待とうか?」なんてなってしまえば、初乗りが下がる以上に我々タクシー運転手には痛い。私の場合で一か月の営収のほぼ4割が、深夜帯の売上だからです。

初乗りを410円にして営収が下がることは努力で補えます。しかし、大幅値上げとなる遠距離顧客の離反を招けば、これは努力ではどうにもなりません。

最大手企業の思いつきだけで始めて、内容を深く検証せず突っ走るのは、勘弁して欲しい。一つの産業の根本を変える時は、もっとしっかり検証を行って欲しいものです。

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